BLOGサブスレッドの日常
2016.05.12
複数のバージョンのXCodeを共存させる
kakenavi
はいどうもー、かけなびです。
というわけでねー、がんばっていかなあかんなー言うてるとこなんですけど。
GWの仮想化と聞いて、なんのデスマかと思ったら、ゲートウエイでした。バーチャルゲートウエイらしいですよ。うえい。
XCodeをインストールする
AppStoreからダウンロードしたXCodeは、自動的にバージョンアップされます。
通常はそれが便利です。お勧めです。ぜひAppStoreからインストールしましょう。そしてこのブログを閉じましょう。
なんらかの事情によりXCodeのバージョンを固定しなければならない、またはXCodeの複数のバージョンを使用しなければならない境遇の方は、この先に進みましょう。
複数のバージョンのXCodeをインストールする
特定のバージョンのXCodeは、次のURLから取得できます。
https://developer.apple.com/downloads/index.action#
※AppleのDeveloperアカウントが必要です
これからXCodeを新規にインストールする方は、XCodeをインストール完了後に、/Applications にある、Xcode.app をリネームしてください。
既にXCodeをインストールしている方は、/Applications にある、Xcode.app をリネームしてください。
このとき、あとから分かりやすいように、ファイル名にバージョンを含めると良いでしょう。というか、それ以外どんな名前をつけるというんですか。
次に、別のバージョンのXCodeをインストールします。インストール手順に違いはありません。
インストールが完了したら、先ほどと同様に、/Applications にある、Xcode.app をリネームしてください。
これで複数のXCodeが同居しました。
XCodeプロジェクトを右クリクックして「このアプリケーションで開く」を選択したときも、複数のバージョンが表示されるはずです。
xcodebuild コマンドを使いたい場合
ここまでの方法で複数のXCodeを共存させると、ターミナルからxcodebuildコマンドを実行するとエラーになります。
インストールされていると思っているファイルパスにXCodeが存在しないのですから、当たり前といえば当たり前ですが。
というわけでファイルパスを指定します。
DEVELOPER_DIR=/Applications/XcodeXXXX.app
XXXXの部分にはご自身の環境で設定されたXCode.appのファイル名を指定してください。
これでxcodebuildコマンドが実行できるはずです。
なお、他にxcode-selectコマンドで指定するという方法もあるのですが、su権限が必要ですし永続的に指定してしまうので、共存にはあまり向かない気がします。
ちなみに、きちんと指定したバージョンになっているかを確認する場合は。
xcodebuild -version
とすると、いま指定されているXCodeのバージョンが表示されます。
この記事を書いた人
kakenavi